勝手ロックNO.30(甲)
2010年 06月 23日
「Lv.25」
僕の半分は“やさしくなりたい”でできています。高橋です。
数日前の誕生日を過ぎて、僕はとうとう25歳になりました。
四捨五入したら、30歳でございます。
先日サッカーワールドカップ、カメルーン戦で本田圭佑選手がゴールを決めたわけですが、なんと彼、僕と誕生日が一緒でした(けいすけという名前まで同じ)。しかも、一つ年下という。同じ時を歩んでいたという。
ぬはっ! 焦燥感!
あぁ、みんなどうやって、Lvをあげているの?
スライムは、どこにいるの?
年下の、レベルの上がる音が聞こえても、
別の誰かがイベントをクリアしていても、
僕は未だにLV.25、
万人に与えられた、「時間」だけ、もらうばかり。
ある時は目に見えない魔物にやられ、最初から。
ある時は誰が見ても気づくようなトラップに引っ掛かり、最初から。
そのつどそのつど、いったい、どれだけの経験値を得たのかが、わかりません。
それでも読んでいたり、書いていたり、しているのです。
僕は、なんとか冒険を続けたいのです。
最近は、太宰治と星新一でレベル上げをしています。
日曜日に、星新一展に行きます。最終日です。混んでいないといいな。
星新一さんは、東京天竺創刊号でも取り上げたので、
ツイッターで、星新一なう! とか書いてやろう、と、もくろんでいます。
レベルが上がるかはわかりませんが、本を読むのは、それだけ、考えるので、いいですね。
太宰治の、「東京八景」(新潮文庫の「走れメロス」に収録された一遍)は、
彼を知る一番いい小説かもしれません。
それによると、
「晩年」(処女作「思い出」収録 新潮文庫)という初期創作集は、彼の毒を洗いざらいぶちまけた、遺書なんだってさ。
暗くて、死にたがりの彼が書くものは、一見、近寄りがたくて、読んだら傷が残りそうだけど、
どんな人でも持っている、見えない何かを、震わせます。
来週はユニコーンの楽曲を小説にします
僕の半分は“やさしくなりたい”でできています。高橋です。
数日前の誕生日を過ぎて、僕はとうとう25歳になりました。
四捨五入したら、30歳でございます。
先日サッカーワールドカップ、カメルーン戦で本田圭佑選手がゴールを決めたわけですが、なんと彼、僕と誕生日が一緒でした(けいすけという名前まで同じ)。しかも、一つ年下という。同じ時を歩んでいたという。
ぬはっ! 焦燥感!
あぁ、みんなどうやって、Lvをあげているの?
スライムは、どこにいるの?
年下の、レベルの上がる音が聞こえても、
別の誰かがイベントをクリアしていても、
僕は未だにLV.25、
万人に与えられた、「時間」だけ、もらうばかり。
ある時は目に見えない魔物にやられ、最初から。
ある時は誰が見ても気づくようなトラップに引っ掛かり、最初から。
そのつどそのつど、いったい、どれだけの経験値を得たのかが、わかりません。
それでも読んでいたり、書いていたり、しているのです。
僕は、なんとか冒険を続けたいのです。
最近は、太宰治と星新一でレベル上げをしています。
日曜日に、星新一展に行きます。最終日です。混んでいないといいな。
星新一さんは、東京天竺創刊号でも取り上げたので、
ツイッターで、星新一なう! とか書いてやろう、と、もくろんでいます。
レベルが上がるかはわかりませんが、本を読むのは、それだけ、考えるので、いいですね。
太宰治の、「東京八景」(新潮文庫の「走れメロス」に収録された一遍)は、
彼を知る一番いい小説かもしれません。
それによると、
「晩年」(処女作「思い出」収録 新潮文庫)という初期創作集は、彼の毒を洗いざらいぶちまけた、遺書なんだってさ。
暗くて、死にたがりの彼が書くものは、一見、近寄りがたくて、読んだら傷が残りそうだけど、
どんな人でも持っている、見えない何かを、震わせます。
来週はユニコーンの楽曲を小説にします
by tokyo_tenjiku
| 2010-06-23 22:48
| 勝手にロックンロール